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予想 2016/05/08

現在の三菱自動車は買い?売り?買い残・売り残とテクニカル分析から勝手に予想

      2016/12/30

今回は個別銘柄の買い残・売り残について、現在の三菱自動車とそーせいをベースに説明したいと思います。

買い残・売り残とは

買い残とは、信用買い残のことで、信用取引によって買い付けたものがまだ決済(お金の返済)されずに残っている状態です。借金をしてまで株を買うわけですから、株価が上がることを期待している個人投資家が多いことが読み取れます。

 

売り残(売残)とは、信用売り残のことで、信用売り(空売り)されたまま、まだ決済されずに残っている状態です。売り残が多いときというのは、株価が下がることを期待している投資家が多いことが読み取れます。

買い残・売り残の見方

今回は三菱自動車を例に確認してみます。

YAHOO!ファイナンスで見る

三菱自動車のYAHOO!ファイナンス

 

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こちらのページの真ん中辺りに信用取引情報をという項目があります。

信用買残、信用売残というのが、それに当たります。

貸借倍率(信用倍率)とは買残÷売残のことです。

また「信用残時系列データを見る」をクリックすると、時列系でチェックすることが出来ます。

 

貼り付けた画像_2016_05_08_9_39

過去の売残、買残を確認することが出来ました。

通常、信用取引残高は一週間おきに発表されます。

貸借倍率(買残÷売残)の推移を見ることで、需給関係の動きを把握することが可能です。三菱自動車で注目すべき点は、4/22以降から急激に信用倍率が下がり、売残が急増しています。

 

これはご存知の通り4/20に三菱自動車の燃費不正が発覚したことが原因ですね。

それをきっかけに、大量の個人投資家が空売りを入れているのが分かります。

日々公表銘柄に指定されている場合

日々公表銘柄とは、信用取引による売買が加熱した場合に、通常は一週間おきの信用取引残高の公表を毎日行うものです。

 

日々公表銘柄に指定されている銘柄は、下記の空売り残高情報ページが見やすいです。

空売り残高情報ページ

 

上記のページにアクセスして調べたい銘柄名を入力して検索してみましょう。

今回は三菱自動車のページを確認してみます。

 

スクリーンショット 2016-05-08 8.25.39

 

日々公表銘柄である場合は「日々公表信用残」という項目があります。

日付を確認すると、1週間おきではなく基本的に毎日公表されていることが確認できます。

ヤフーファイナンスの売残・買残と異なっている、新しい情報であるのが分かりますね。

日々公表には反映されない機関の空売り

実は、売りの量は個人の信用売りだけではありません。

それとは別に機関の空売り残高が存在します。

 

例を上げますと、今話題のそーせいのページの日々公表信用残を確認すると下記のようになっています。

スクリーンショット 2016-05-08 9.56.28

信用買い324万4500株というのは個人の信用買いの量で、ほぼ間違いないと思うのですが、

信用売り残高2万6800株というのはあまりにも少なすぎますよね。

 

これは、機関は生保や銀行などの別ルートから株券を借りて市場で売るということが出来るようなので、その株数は日々公表信用残に反映されないのが理由と言われています。

機関の空売り残高を確認するには

機関の空売り残高を確認するには、このそーせいのページの下部にある機関の空売り残高情報を確認します。

スクリーンショット 2016-05-08 10.18.02

この表は、それぞれの機関がどれだけの株数を空売りしてるかを表しています。

機関が0.5%以上の空売りを入れた場合は報告義務がある為、機関が報告するたびに、この表は更新されていきます。

それではそーせいの場合、機関の空売りが、現在どれくらい入っているか確認してみましょう。

 

2016/04/28:Barclays Capital Securities:190,900株

2016/04/27:モルガン・スタンレーMUFG:338,687株

2016/04/26:Deutsche Bank London:32,200株

2016/04/25:GOLDMAN SACHS:202,778株

2016/04/04:Scopia PX International:77594株

 

とあるので、合計84万株くらい(正確な数は分かりません)の機関の空売りが入っていることが分かります。

 

一般的に空売りが増加すると株価は下がりますが、空売りが多すぎると機関の買い戻し、つまり株価の上昇圧力につながります。

しかし、必ず上昇する訳ではなく、機関の空売り圧力に負けた個人の信用買いが投げ出したら株価はさらに下がります

 

株価は機関の空売りが多いと下落、機関が買い戻しはじめると上昇する傾向が強いので、

個人投資家にとって、機関の空売り状況を常に追うことは重要な指標になります。

現在の三菱自動車は買いか、売りか?

信用倍率の観点から

5/2の時点で、三菱自動車は、売り残3556万、買い残2018万と短期的に売り残が膨らみすぎています。これは個人の買い戻しによる株価の上昇圧力に繋がることが考えられます。

テクニカル分析の観点から

三菱自動車のチャート(7211)

貼り付けた画像_2016_05_08_10_36

三菱自動車は燃費不正問題で暴落し、800円以上合った株価は400円台になりました。

ここで注目なのが移動平均線の乖離率です。

 

システムトレードイザナミのバックテスト結果では、15日移動平均線の乖離率が20以上ある場合に買えば、期待値が2%以上になることが分かっています。

(勝率60%、平均利益10%、平均損失8%みたいな感じなので波は荒いです)

 

株価が15日移動平均に近づいてきたら手仕舞いなので、目標株価は600円手前くらいです。

 

1週間無料のイザナミのトライアル版でバックテスト出来ますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

まとめ:三菱自動車は短期的に買い予想

今回は個別株の信用買い残・売り残、それとは別の機関の空売りについて説明させて頂きました。

 

・買い残が多すぎると将来の株価の下落圧力に繋がる。

・売り残が多すぎると将来の株価の上昇圧力に繋がる。

 

三菱自動車は、短期的に売り残が多すぎるので上昇圧力に繋がる、テクニカル分析の乖離率からも上昇していく可能性が高いので、僕は短期的には買い予想と判断します。

あくまで投機で、ある程度上昇したら早めに利確(目標は600円手前くらい)するようなイメージです。

 

ただ、さらにひどい悪材料が出てきた場合は、大幅に下落する可能性も十分あります

その為、僕は三菱自動車を買いますが、ボラも高い銘柄なので資金はわりと控えめにするつもりです。

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