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予想 2016/12/30

日経平均先物が下落した理由は?ドル円のポジション比率から考える。東芝を買いました。

      2016/12/31

日経平均先物が珍しく大きく下落し、一時19000円を割れました。

 

大統領がトランプになっても、FOMCの利上げが決まっても、日銀の追加緩和なしでも、全然下がらなかったのに特に理由もなく大きく下げました。
ずーーっとショート握っていたけど、年末に向けて下落前にポジションを解消してしまった人も多かったのではないでしょうか?
自分も先物ショートを握っていて、19000円超えた辺りから半分程ロスカットしてしまいました。

 

今回大きく下がった理由は、一体何なのでしょうか?

日経が下がった理由を、ドル円のポジション比率から考える

ひとつの要因として考えられるのは、やはりポジション需給の変化だと推測されます。
FXのショート&ロングの未決済のポジション比率が見れるサイトがあります。

FXをやっている個人投資家のポジション比率が見れるサイト

 

これは、OANDAというFX会社が、顧客である個人投資家の未執行注文(Open Orders)と未決済ポジション(Open Positions)をリアルタイムで公表しているものです。
つまりFXで個人投資家がロングとショートどちらを多く保有しているかを確認することができます。
こちらを見ながら、2016年ドル円の値動きを振り返ってみたいと思います。

2016年の下落トレンド中は、未決済のロングポジションが多い

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2016年前半の下落トレンド中は、ショートより未決済のロングポジションの方が多いことが分かります。
これは、多くの個人投資家がロングしたけど買値より下がってしまい、決済できずに含み損で放置している状態です。

この間は、アベノミクスや日銀の黒田砲などの期待もあり、ロングを持っていた人が多かったのだと推測されます。

2016年11月、ロングよりショートが多くなる

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2016年の前半は、日銀の金融政策限界の露呈、イギリスのブレグジットショックなど、ネガティブなことが多発し、下落トレンドとなりました。
その為、2016年の後半からは、売り目線の投資家が徐々に増えています。

そして、11月の始めにアメリカ大統領選でトランプに決まった直後にドル円が急騰
このタイミングで、ロングよりショートの比率が高くなり需給が反転しました。

それ以降、ドル円は上昇トレンドに転換しました。

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2016年11〜12月、実態のないトランプバブル、FOMC前に下げる、など色んな思惑がありましたが、この間さらに上昇しています。
ロング38〜43%、ショート56〜61%と個人投資家のショート含み損の多い状態が続いています。押し目のない直線に近い踏み上げ相場となりました。

2016年12月29日、ショートが減った直後に急落

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そして昨日12月29日、ロング48.27%ショート51.73%と需給の反転まではしていませんが、未決済のショートが大きく減りました。
つまり、個人投資家がショートを損切りした、もしくはロングする人が増えたことが推測されます。
その直後にドル円は一気に急落しました。

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下落中に、ショートポジションが元の水準に急増。
現在、また下げ止まっている状況です。

まとめ

・2016年前半は、ロング目線が多く、長期的な下落トレンドになっている
・トランプ大統領に決まってから個人投資家のドル円ショートが急増。それ以降上昇トレンドへ転換し、含み損ショートの割合が増える。
・そして2016年12月29日にショートポジションが減る→その直後、日経平均とドル円は急落

 

以上のことから推測すると、個人投資家のポジションと反対売買で、大口に仕掛けられている可能性が高いと思います。
その為、多数の個人投資家のポジションと自分のポジションが同じだと、少し用心した方が良いかもしれません。

 

自分も含め多くの個人投資家は、チャートの値動きだけに目を奪われがちです。
しかし、同じようなチャートの形だとしても、ショートが溜まってる場合とロングが溜まっている場合とでは、その裏側では状況が全く異なっています。

現在の個人投資家のポジション比率を把握した上で、売買することが大切だと感じました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

PS:東芝ロングで入りました

東芝279円、234円でロングしてます。
(12月29日の寄り付きで買ったのですが、追加でストップ安付近で指値注文してたら、まさかの追加約定してました。)

すでに時価総額8000億ぐらい下がっているので、個人的には十分織り込んでると思っています。

このような暴落銘柄は、システムトレードイザナミでの検証では期待値はプラスです。
※過去の平均データは、6日保有で、平均利益24%、平均損失16%、勝率65%みたいな感じです。
大きな損失で負ける可能性も十分あります。

その為、自分は投入資金は少なめです。

 

 

 

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